2012年1月

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2012年1月15日 (日)

よりによって2

120115_081709今日は所用で久しぶりにアストラムラインに乗って外出した。用事がすんで帰ろうとしたところ、急に杖がポッキリと・・・よりによって・・・・・(笑)2005年に足の障害がみつかって以来、ずっと共に歩いてきた杖なので若干さみしいけど、これはきっと「身代わり杖」にちがいないと友達がいうので、よく感謝してサヨナラすることにした。身代わりになってくれて有難う!!
ところでこの「よりによって」が年末に続き2回目だと思ってる皆さん! 先週は自転車に乗って帰宅する途中、横断歩道で何かがガランガランと落ちたので、よく見ると、自転車のライト(笑)自転車も金属疲労になるらしく、ライトの付け根がポッキリ折れていた。そろそろ、生活全般的に更新時期が来てるのかも。。
<お知らせ>
アジアと日本の関係ということでは、今年も話題が尽きない感じですね。しかも今年は日中国交正常化40周年だそうで(後で知ったけど・・・)3月の邦楽ノートでは、正倉院や敦煌莫高窟の資料をもとに、アジアの音楽的交流の歴史から現代日本とアジアの関係を改めて見つめます。
さらに今回は、正倉院御物の中で最も有名な「螺鈿紫檀五弦琵琶」の複製品(本物は数年前の正倉院展で展示され、今後10年くらいはもう見られないという話)を東京から持ってきていただくことに!!乞うご期待!!

ノートジャパンの邦楽ノートVol.3 『古代音楽にみるアジアと日本』

第2回『天平の音色』〜講演会+演奏〜
2012年3月17日(土)19:00開演(18:30受付)
 今から千数百年前、シルクロードの要衝として栄えた都市・敦煌(とんこう)の遺跡「莫高窟(ばこうくつ)」から発見された楽譜「敦煌琵琶譜」、そして京都にある近衛家の陽明文庫に所蔵される重要文化財「五弦琵琶譜」、奈良正倉院に伝わる楽器などの最新研究をもとに、貴重な映像資料や生演奏を交えて遥かなる天平の音色をご紹介します。
 講師/劉 宏軍(リュウ・ホンジュン)
 演奏/銭 騰浩(チェン・タンハオ)、三浦進 ほか

第3回『シルクロードの響き』〜演奏会〜
2012年3月18日(日)15:00開演(14:30受付)
 敦煌琵琶譜のほか、唐・天平時代の古曲を現代に翻訳した楽曲、これらをもとに新たに作曲された正倉院御物の復元楽器のための作品などをご紹介します。

プログラム
 *『青海波』〜敦煌古曲
 *『伊州』〜敦煌琵琶譜より
 *『夢甘州』〜西涼地方の物語より、笙独奏
 *『飛仙』   ほか
出演/劉 宏軍(音楽監督・作曲・編曲・笛)
   銭 騰浩(笙) 三浦元則(篳篥) 三浦 進(琵琶)
   吉村涼子(箏) 新谷恵・宮本直美(打楽器)
会場/広島市東区民文化センター スタジオ1(両日とも)
料金(1日につき)/前売¥1,500 当日¥1,800 2日間通し券¥2,500(前売のみ)
前売券取扱・お問合せ/広島市東区民文化センター Tel:082-264-5551

2011年12月30日 (金)

よりによって

111230_1835182011年終盤はまさに「つるべ落とし」のようなドタバタで、あのゆったりした武蔵野の秋の一日がまるで夢のよう・・。しかも今月、私のとても大切な師が闘病の末に旅立ってしまわれた。もっともっとたくさん教えていただきたかった・・後悔・・・・。2012年は絶対に後悔しない年にする!

それで歯を食いしばってたわけじゃないのに、昨晩、歯磨きしていたらポロッと何かが口の中でこぼれた。それが何と、、、銀の詰め物!よりによって!世の中はもう休みなのに・・(じつは1年以上前から痛くて噛めないことがあり、最近も痛かったのに多忙のため放置してました)このままでは正月のご馳走を棒に振ってしまう!と、慌ててネットで「休日診療」を検索し、今日は朝から「広島口腔保健センター」へ行ってきた。すると先生は「中が虫歯になってる。とりあえずセメントかぶせとくから、なるべく早く受診するように」とのことで、応急処置は無事完了、どうにか正月のご馳走は大丈夫なことになった。これまで毎年、誕生月に歯医者に行ってチェックを欠かさなかったのに、今年に限って怠ってしまったばかりに、こんなことになったのかなー。2012年はもうひとつ、「よりによって」という失敗のないように気をつけよう。

2012年、皆さまにたくさんの“福”が訪れますように!

2011年10月29日 (土)

昭和っぽい秋

111016_151706今月は東京へ行ったり大阪へ行ったり。バタバタしてたら疲れがでて高熱でダウンしてしまった。。K内科胃腸科で点滴してもらって、どうにか回復。前回の冬は一度も風邪ひかなかったのに〜。油断しないように気をつけなくては!
そういえば大阪からの帰り、九州新幹線さくら号に初めて乗ってみた。すると乗ったとたん、周囲から聞こえる会話がほとんど九州弁!? 大阪→九州直通ってわけでもないのに・・どうして? あと、さくら号は普通の指定席もグリーン車みたいに2列ずつだしイスも豪華! 今後どうせ乗るなら、さくら号がおすすめ。また乗りたいなぁ〜
<写真>東京で少し時間があったので、友達と秋のひとときを楽しんできた。革張りのイス、赤いギンガムチェックがものすごく昭和っぽいレストラン「すえひろ亭」。近くに音大があるためか夜は生演奏もやっている。

2011年9月19日 (月)

空気がかわる

110919_082945今ちょうど箏のR子が相模原から帰省してるので、一緒にノートジャパン専属デザイナーくりかいちゃんの花屋「フラクタル」を訪ねた。じつは初めて行ってみたんだけど、想像どおり、芸術的な花屋だねー。花も緑も変わった植物が次々並んでて、目移りしそう。芸術作品を飾るように部屋に切り花を活けると、そこの空気が変わったような感じ。
ちょうどテレビで酒井抱一や堀文子の作品など紹介をしているのをみて、植物ってもしかして魔性の物ではないかと・・考え過ぎ?

うちの向かいに建ってた古い木造家屋が、とうとう取り壊された。トタン屋根が昭和っぽくていい雰囲気だったのに〜。敷地に生えていた竹も全部切られて、こんな更地状態。ところが、奥にもう一軒ある崩れかけた廃屋は手つかずで作業終了? このまま放置してどうするんだろう・・・
110918_080706

2011年8月28日 (日)

おカネの話

近所のコンビニに、コピーをとりにいった。財布に五千円冊しかなかったので、千円冊を3枚と500円玉4枚に両替してもらってコピーをしていると、アルバイト店員が「それと、残りの五千円です・・」といってさらに小銭を渡そうとする。「え? さっき渡したのは五千円でしたよ」というのに「いえ、一万円でしたけど」と、なぜか譲らない。だんだん自分が勘違いしたのかな?という気になってきて「そうですか?」ともう一回五千円分を受け取った。なんか変だな〜と思いながらコピーをとってると、また店員が「あの、もう一度金額を確認してみていいですか?」という。(やっぱり!)と思って「もし違ってたら言ってくださいね」と、コピーを終えてしばらく待ってると、レジ内の現金を全部計算して「すみません・・やっぱり五千円でした」というので、やっぱりね〜と言って先ほどの五千円を返却した。お札はよく確認しないとね。
110828_161045その帰り道、和菓子屋で「みたらし団子」¥100と「ごま団子」¥110(みたらし団子にすりゴマをまぶしたもの)を購入した。でもよく考えたら、すりゴマくらい自分でまぶせばよかったかも・・(元も子もない意見)

それと追記。望月太喜之丞先生のHPトップに、「内閣府アイソトープセンター長 児玉龍彦氏の発言」というYouTubeのリンクが貼ってあった。福島原発の状況について、まったく衝撃的なコメント!!本当に驚いた。いくらなんでも広島の原爆よりは小さい話だと思ってたけど、その数十倍の放射性物質が拡散しているらしい。もしまだ知らない方は、太喜之丞先生のサイト<http://www.bekkoame.ne.jp/~takinojo/index_j.html>からぜひ見てほしい。

2011年8月20日 (土)

真夏のアザレア

今日は少し涼しいので自転車の掃除と点検をした。すると、ライトのところの細い電線がとれていて、ライトが着かなくなってるのに気づいた。自転車屋に行こうか考えてると、ちょうど大家さん(1階で不動産屋を経営されている)が通りかかったので、「自転車のライトが着かなくて・・自転車に詳しいですか?」ときいてみた。すると大家さんはちょっとみて、「ああ、道具持って来ます」といってドライバーなどを持って来て、ささっと直してくれた。よかった・・! うちの大家さんは水回りの不具合とかもすぐ直してくれるので、本当に助かっている。もし将来引っ越すとしても、ここの大家さんの物件にするつもり。不動産屋だけは人間性で選ばないと・・。
<写真>梅雨時期に寒かったからか、春咲きのアザレアがもういちど夏に咲いてしまった。さぞ暑いだろう。。110731_120041

2011年7月16日 (土)

大盛況!

110716_142842昨日の邦楽ノート『古代音楽にみるアジアと日本』にお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました!!とてもマニアックな内容なので心配してたんだけど、意外にも(?)大盛況で、出演者さえびっくりしていた。広島には厳島神社の舞楽の歴史もあるので、これから正統な雅楽をしっかり伝えて、芸術音楽として普通に楽しめるようになれば何よりだと思う。
<写真>昨日、会場で焚いた「沈香」という香。これは天理大学の佐藤浩司先生が薬師寺で写経をされた際にいただいたもので、出演者からは「薬師寺の匂いだ!」だって。この香りと音が一体となって、皆さまの良い記憶として残りますように。

2011年6月26日 (日)

音の記憶

110613_182001昨日は私の友人(大学の後輩)の能登原由美さんが企画した「ヒロシマ・音の記憶」というコンサートを聴いた。8月6日か近づくと広島では多くの平和コンサートが開かれるけど、私は今までそういう単なるイベントにはまったく興味なかった(はっきり言ってほとんどが偽物なので・・)しかし今回はじめて、本物の心あるコンサートに出会ったな、と感じた。原爆を経験して乗り越えた人の、それを音で表現しようとした人の、リアルな言葉と音にある真実には、まったく、感動するほかない。そしてそれをライフワークとして伝えようとする彼女の熱意にも・・。ヒロシマ関連のコンサートにも、このような本物があることを知ってほしいと思う。

ところで、7月15日(金)の邦楽ノート『古代音楽にみるアジアと日本』の曲目について、少し補足説明を載せてみたい。タイトルだけでは普通の雅楽コンサートと思われてしまうので・・。少し長くてすみません。

*伎楽「獅子・曲子」
伎楽とは、612年(推古天皇の時代)に百済から日本へ来た味摩之(みまし)という人が伝えた、器楽演奏を伴った無言仮面劇のことである。当時の摂政・聖徳太子は仏教を分かりやすく説明普及するため、子どもたちに伎楽を習わせ、数多くの大寺で演じられるようになった。東大寺大仏開眼供養(752年)では盛大に伎楽が上演され、その際の伎楽面が正倉院に伝えられている。
その後、平安時代には、雅楽にとってかわられ、伎楽は次第に歴史の中に姿を消してしまい、「幻の天平芸能」といわれていた。これを天理大学の佐藤浩司教授らが正倉院などの史料をもとに復元し、昭和55年の東大寺昭和大修理落慶法要で上演、続いて平成4年からは薬師寺玄奘三蔵会大祭でも玄奘三蔵の物語を新伎楽という形で上演している。
このとき復元された伎楽面や装束は東大寺・薬師寺が所有する非常に高価なものであるため、今回の邦楽ノートでは、映像資料による紹介と、復元音楽のうち笛の独奏部分を谷内信一氏の演奏で紹介する。

*管絃・唐楽 「五常楽急」
雅楽は、当初、大陸や朝鮮半島の地域で育んできた独自の楽舞が伝えられ、奈良時代は個別的な楽舞が演じられていた。現在の雅楽は、平安時代に集大成されたものである。伝来当初、どのような音楽や舞であったかは、今となっては知る術がない。しかし、現在使用している篳篥や笛の譜面によって、当時の様子をうかがい知ることができるように思われる。譜面には、指孔(=楽器演奏時の指使い)のみを記した「本譜」と、「本譜」に唱歌(=口伝で音楽を伝えるための歌)のメロディーを記した「仮名譜」とがあり、「本譜」に、伝来した当初の音程が記されているとみることができる。
「仮名譜」は、伝承の過程で、ある意味、国風化したものとみることができる。今回は実験的に「五常楽急」について、「本譜」による演奏と、今日伝承されている「仮名譜」による演奏を比較して、アジア直輸入の音楽が日本的に変容する過程を想像してみたい。

*舞楽・左方 「蘭陵王」
厳島神社にも伝わる有名な舞楽「蘭陵王」は組曲形式になっており、その中で「詠(えい)」・「囀(さえずり)」という部分がある。これは現在では、舞人が無音・無言の静まり返った中でパフォーマンスを行う部分であるが、もともとは舞人による台詞があった。
中国大陸から伝えられた「詠」・「囀」は当然中国語で、当初は日本人も中国語を学び、原語上演していたと思われる。しかし遣唐使が廃止されてから日本人の語学力が低下したことで、この中国語部分だけが失われ、現在のような無言の舞になったという。「詠」・「囀」ともに詩歌を声に出して歌う、という意味なのに、無言で上演する謎がここにある。
今回は中国語に堪能な舞人を招き、中国語による詠を復元上演するという極めて珍しい試みである。

*舞楽曲・高麗楽 「意調子」~「皇仁庭急」
当代の名手・谷内信一氏の高麗笛、三浦元則氏の篳篥の二重奏に、新谷恵氏の三ノ鼓を加えて、高麗楽の美しい前奏曲の一つとして名高い「意調子」を演奏する。
つづく「皇仁庭急」は、応神天皇の時代(3世紀)に百済から日本に渡来し、漢字と儒教を伝えたという王仁(わに)という人物にちなんだ曲。
今回のテーマである、古代から盛んに交流があったアジアと日本の関係に思いを馳せてみたい。

2011年6月 6日 (月)

果報

先月はうれしい知らせが続いたので、少し遅くなったけどお知らせです。
ひとつめは津軽三味線の山中信人君。弘前の津軽三味線全国大会唄付け伴奏部門(津軽じょんから節)で優勝したとの知らせがあった。信人君おめでとう!!!彼がどれほど真面目に津軽民謡を学び、芸を磨きつづけていることか。きっとあの努力と信念、そして天性の感覚に与えられた賞だと思う。本当にうれしい!
それからアメリカ在住の歯科医Nedさん(日本人)が、AACD(アメリカ審美歯科学会)の最終試験に合格したって! 正直どのくらい凄いことか実感できないけど、世界に300人もいない、日本では2人しかいないという超エリートらしい。Nedさんおめでとう!!!前にも紹介したように、彼は写真の腕もプロ級で、今でもプロカメラマンになる夢は捨ててないんだそうな。彼の写真サイト→In and Around TEXAS
とにかく、この2名のような天才的な人は努力のコツがわかってると思う。だから膨大な量の仕事でも要領よくこなしてしまうのだ。うらやましいなぁ〜。。

<お知らせ>
ノートジャパンの邦楽ノート、今年度テーマは『古代音楽にみるアジアと日本』。今回初めて、あの「正倉院」の世界に足を踏み入れてしまった・・。どうぞお楽しみに!!

ノートジャパンの邦楽ノートVol.3 『古代音楽にみるアジアと日本』
 現代の私たちが驚くほど国際的だった古代日本。 アジア各地の音楽を吸収していく中で、日本音楽の輪郭が形作られる過程を正倉院宝物の復元研究をもとにご紹介します。
【第1回】聖徳太子の時代に中国大陸から伝わった幻の芸能「伎楽(ぎがく)」、そして平安時代に日本音楽として完成する「雅楽」に隠されたアジアの痕跡。 ※参照→チラシデータ(東区民文化センターwebsite)

日時/2011年7月15日(金)19:00開演(18:30より受付) ◆会場/広島市東区民文化センター スタジオ1 ◆出演/雅楽・古弾(こたん)の会 ゲスト:谷内信一 [笛]、大浦史好 [舞] ◆構成・解説/佐藤浩司(天理大学教授)◆曲目(予定)/伎楽「獅子・曲子」、管絃・唐楽「五常楽急」 、舞楽・左方「蘭陵王」※中国語による復元上演 、舞楽曲・高麗楽「意調子」 ◆料金/前売¥1,500 当日¥1,800 ◆前売券取扱・お問合せ/広島市東区民文化センター Tel:082-264-5551 ◆主催/(財)広島市未来都市創造財団 東区民文化センター

2011年5月15日 (日)

先日の薬師寺で感じたことをもうひとつ。「最勝会」も「玄奘三蔵会」も、イベント導入時はどこからともなく雅楽の調べが聴こえてきて、それからふわっと高貴な香りがして、音色が徐々に大きくなり、やがて美しい装束の演者の行列が現れる。音や装束はさておき、今まで嗅いだことのない香りに驚いてよく見ると、行列の中に「香炉」を持って行く人がいた。じつは私はこれまで「香り」にはまったく興味なかったんだけど(化粧品も洗剤も「無香料」が好きだし、アロマオイルやらフレーバーティーというのもあんまり好きじゃない)、このとき嗅いだ香りだけは違った。あとで確認すると、「志野流」という香道の流派が監修されていた。やはり、何にしても本物はぜんぜん違うのだ!!そういえば、古典文学によく「香を薫きしめ・・」という場面が出てくる。一説に、当時はそんなにお風呂にも入らないから、体臭を隠すのに香は必需品だったともきく。でも「薬師寺の建築」「雅楽」「声明」「装束の色」「香」という盛りだくさんの美しい刺激に囲まれながら、昔の人々は私たちが想像する以上に、五感をフルに使って生きていたのかなーと思った。